【明治28年発表】 黒猫・その17のつづきエピソード。
髪結いのお島と盲人富の市の謀略によって 囚われの身となったお小夜。
あわや富の市の毒牙にかかるその手前で お島が鋭い声を上げて制し、九死に一生を得るのだった。
お島はお小夜の猿轡を外し、思い残すことがあれば託(ことづけ)よと伝える―――
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【明治29年発表】
蛍を追いかけいくうちに友人とはぐれ、迷い込んだ蓑谷。
美しい女神が護るその場所では蛍を獲ってはならないーー母親からの教えに背いてしまった「私」の前にすらりと立つ女性が現れる。
湧き出でる水に支配された宵の魔所。
蒼茫の中から浮かび上がる美女。
蛇や仏を思わせる、侵し難くも不気味な風景と、神とも妖ともつかぬ山姫との邂逅。
どうしても蛍が欲しくてたまらない「私」は、蓑谷の主に冀(こいねが)うのだったーー
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眠れぬ夜に安らぎを〜泉鏡花の妖し(あやかし)物語 • A podcast on Spotify for Podcasters
心がざわめいて眠れない夜。そんな時には、美しい言葉の子守唄を聴いてみませんか。明治・大正・昭和初期にかけて薫り高い名作のかずかずを紡いだ作家、泉鏡花。その作品の朗読を、四季折々の自然の音に乗せて送ります。幻想的な作品から日常を描いたエッセイまで。鏡花ならではの耽美な世界と日本のたおやかな情緒をお楽しみください。ホームペ...

泉鏡花の妖し物語
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