美女

幻想怪異譚

蓑谷

蛍を追いかけいくうちに友人とはぐれ、迷い込んだ蓑谷。 美しい女神が護るその場所では蛍を獲ってはならない――母親からの教えに背いてしまった「私」の前にすらりと立つ女性が現れる。
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Instagramはじめました

Instagram始めました。11月4日は泉鏡花の誕生日。幼少時の思い出を綴ったエッセイを投稿しました。アカウントをお持ちの方はぜひご覧になってくださいね。
幻想怪異譚

龍潭譚(りゅうたんだん)・その1~躑躅か丘(つつじかおか~)~

明治29年発表。少年・千里は優しい姉の言いつけを肯(き)かずに、こっそりと家を出て遊びに行く。燃え盛るように赤い躑躅の繁みへと足を踏み入れると、五色にきらめく美しい「毒虫」が千里の顔をかすめる。毒虫退治に夢中になり躑躅の迷路を駆け回っているうちに、千里の視界は赤い躑躅ばかりに塞がれて、自分がどこから来たのか、どこへ行けばよいのか道に迷ってしまう―――。
大正期発表作品

人魚の祠【後編】(にんぎょ の ほこら)

人魚の祠【前編】のつづき。桃源郷のごとく幻想的な沼辺で、工学士が目にした風景。靄に包まれた中に現れたのは釣りをする三人の美女の姿だった。