エッセイ

道中一枚繪 その一・後編

弥次郎兵衛と喜多八は正月五日に 静岡県の久能山へ登り、 徳川将軍家ゆかりの東照宮へと参詣する。 曲がりくねった参道の石段を登り 眼下に広がる絶景に心を潤す二人。
エッセイ

道中一枚繪 その一・前編

年の瀬と正月の情景を描いた小品をひとつ。 東海道中膝栗毛の弥次郎兵衛と喜多八に自身をなぞらえた旅行記。
幻想怪異譚

黒猫・その18

黒猫・その17のつづきエピソード。 髪結いのお島と盲人富の市の謀略によって囚われの身となったお小夜。 あわや富の市の毒牙にかかるその手前でお島が鋭い声を上げて制し、九死に一生を得るのだった。 お島はお小夜の猿轡を外し、思い残すことがあれば託(ことづけ)よと伝える――― 感想・リクエストもお待ちしています http://izumikyouka.com/2-2/ 最新のエピソードはこちらから聴けます http://izumikyouka.com
幻想怪異譚

黒猫・その17

【クリックでPodcastページへ】お島の罠に嵌り、捕らえられたお小夜。縛られ、口をふさがれて横たわるその姿を、お島は冷ややかな目つきで見下ろすのだった。
未分類

Instagramはじめました

Instagram始めました。 11月4日は泉鏡花の誕生日。 幼少時の思い出を綴ったエッセイを投稿しました。 アカウントをお持ちの方はぜひご覧になってくださいね。
幻想怪異譚

黒猫・その16

【クリックでPodcastページへ】黒猫・その16のつづきエピソード。 草木も眠る三更(真夜中)の時間に、人目を忍んで家を抜け出す令嬢・お小夜。 所かまわず付きまとう富の市とのを切るまじないを行うために、気味の悪い山奥の祠へ足を走らせるのだった。
幻想怪異譚

黒猫・その15

【クリックでPodcastページへ】黒猫・その15のつづきエピソード。 真夜中の月影に紛れた男女の影がふたつ。それは、盲人の富の市(とみのいち)と、歪んだ恋路の手引きをする髪結いのお島(しま)であった。
幻想怪異譚

黒猫・その14

黒猫・その14のつづきエピソード。 憔悴しきったお小夜の心を悩ませているのは盲人の富の市(とみのいち)であるとのこと。 お島はお小夜に、富の市と縁を切る方法をこっそりと伝授する。その方法とは―
幻想怪異譚

黒猫・その13

【タイトルクリックでPodcastへ】黒猫・その12のつづきエピソード。 絵師の卵・二上秋山と婀娜な髪結い師・お島は、互いが恋仲になることを断じる「別れの盃」を交わしていた。
未分類

【眠れぬ夜のおしゃべり】黒猫・その1~その3のあらすじ

【タイトルクリックでPodcastへ】案内人・波華が、配信したエピソードについてつれづれにおしゃべり。 眠れない夜やリラックスしたい夜のお供に。 今回は現在も配信中の中編【黒猫】について、その1からその3までのあらすじを振り返ります。