【明治28年発表】 黒猫・その17のつづきエピソード。
髪結いのお島と盲人富の市の謀略によって 囚われの身となったお小夜。
あわや富の市の毒牙にかかるその手前で お島が鋭い声を上げて制し、九死に一生を得るのだった。
お島はお小夜の猿轡を外し、思い残すことがあれば託(ことづけ)よと伝える―――
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【明治28年発表】
「黒猫・その22」
のつづき。
お小夜を守り切り、ともに山を下りたお島は、その足で画師の二上秋山の家を訪ねる。
お互いに思い合うお小夜と秋山を引き合わせたお島は、秋山宅の座敷を借りてお小夜の髪を結い始めた。
仕上がった髪形を見てお小夜は驚く。それはお島一世一代の贈り物でもあった―――
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黒猫・その22 by 眠れぬ夜に安らぎを〜泉鏡花の妖し(あやかし)物語
【明治28年発表】「黒猫・その21」のつづき。 自らが犯した罪を悔いるお島。お島自身が富の市の妻となることで富の市(とみのいち)のお小夜への邪な企てを何とか踏みとどまらせようとするも命懸けで想いを遂げようとする富の市には通用しない。思い詰めたお島は決死の覚悟である行動に出るのだった――― 感想・リクエストもお待ちしてい...
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